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ノキア、KDDIの5G商用化契約へ

  • ノキアは、KDDIの5G用無線アクセスネットワーク(RAN)を提供する主要パートナーとして選定されました。
  • 2020年KDDIは、ノキアの業界をリードする無線アクセスソリューションであるAirScaleを採用して、5Gサービスを開始する予定です。

2019年9月30日

エスポー(フィンランド)- 日本の主要な通信事業者の一つであるKDDI株式会社(以下、KDDI)

は、5G用無線アクセスネットワーク(RAN)を提供する主要パートナーとしてノキアを選定しました。これは、ノキアが誇る業界でも先進的な無線アクセスソリューションであるAirScaleを用いて、無線通信システムを4Gから5Gへアップグレードするためで、4Gと5Gの両方の運用をサポートすることができるようになります。これにより、KDDIは4Gネットワークをモダナイズし、5Gにおけるコンシューマおよび産業界の高い需要に対応できます。

今回の5G無線アクセスネットワーク(RAN)の契約により、ノキアとKDDIは20年以上にわたる強固な関係をより一層強め、5Gのネットワーク環境を提供していきます。ノキアは、無線、固定ネットワーク、モバイルコアネットワーク、複数のソフトウェアソリューションなど、さまざまな技術をKDDIに提供しています。5Gネットワークは、センチ波とミリ波5Gの両方の周波数帯でKDDIをサポートし、分散型アーキテクチャと集中型アーキテクチャの両方で展開できるようになります。 

このネットワークは日本全国に展開され、超高速大容量(eMBB)と同時多数接続(eMTC)を提供することで、5G時代において産業用のさまざまな新しいアプリケーションとサービスを実現します。ネットワークアーキテクチャも、5Gの超高信頼低遅延接続(URLLC)が可能になるように変更されていきます。 

ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社代表執行役員社長のジョン・ハリントンは次のように述べています。「今回のノキアとの契約により、KDDI様の5Gネットワークへの貢献を通じて、長期的かつ戦略的な関係が続けられることを光栄に思いますし、また非常に嬉しく思います。ノキアは、KDDI様に複数の技術を提供するエンドツーエンドのサプライヤーとしてネットワークを変革し、消費者と産業界のために、5Gサービス開始に貢献できることを楽しみにしています。」

ノキアは現在、米国、中南米、欧州、韓国、オーストラリアでのライブネットワークを含め、48件の5Gの商用サービスを契約しています。世界最高のパフォーマンスを発揮する4Gネットワーク*を提供してきたこれまでの実績が、5G商用化の実績に反映されています。実際、LTEのすべての顧客は、5Gに関しても引き続きノキアとの関係を継続していくことを公表しており、これは、ノキアのエンドツーエンドのポートフォリオの強みが活かされているとも言えます。

*RootMetrics社の2019年上半期調査による- https://www.nokia.com/blog/nokia-gains-top-network-performance-rootscores-again/

資料

ノキアについて

ノキアは、世界をつなぐ技術を開発しています。業界で唯一、エンドツーエンドのポートフォリオを有し、世界中で利用可能なネットワーク装置、ソフトウェア、サービス、ライセンスを開発、提供しています。ノキアの顧客である通信事業者のネットワーク契約数を合計すると61億回線となります。また、民間企業や公共部門のお客様においても、生産性を高め、人々の生活を豊かにするためにノキアのネットワーク製品が使われています。

世界的に有名なノキアベル研究所をはじめとする研究チームを通して、通信のスピードや安全性を向上させ、人々の生活や経済、社会に変革をもたらすエンドツーエンドの5Gネットワークを活用していくために、ノキアは世界をリードしています。また、社会的な目的、品質、誠実さをもって技術を開発するなかで、最高レベルのビジネス倫理基準を遵守しています。www.nokia.com

メディアに関するお問い合わせ:

ノキアソリューションズ&ネットワークス合同会社
マーケティング&コーポレートアフェアーズ
原田 愛
TEL: 03-5474-6400(代表)
E-mail: ai.harada@nokia.com