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社内情報:ノキア、CEOの交代を発表 - ペッカ・ルンドマルクの後任にジャスティン・ホタードが就任

プレスリリース

社内情報:ノキア、CEOの交代を発表 - ペッカ・ルンドマルクの後任にジャスティン・ホタードが就任

2025年1月27日

エスポー(フィンランド)- ノキアは本日、CEOの交代を発表しました。ノキアの代表取締役&最高経営責任者(CEO)であるペッカ・ルンドマルクは、CEOの退任を取締役会に通知しました。取締役会は、ジャスティン・ホタードをノキアの代表取締役&最高経営責任者(CEO)に任命しました。ホタードは2025年4月1日から新しい役職に就任します。

ホタードは、グローバルのテック企業で25年以上の経験を積み、イノベーションを推進し、テクノロジーのリーダーシップを発揮し、収益の成長に大きく寄与してきました。現在はインテルのデータセンターとAIグループを率いています。その前は、ヒューレット・パッカード・エンタープライズやNCRなどの大手テック企業で経営幹部職を務めていました。今後はフィンランドのエスポーにあるノキアの本社を拠点とする予定です。

「この度は、ジャスティンをノキアに迎えることができて大変うれしく思います。彼は、ノキアの将来の成長にとって重要な分野であるAIとデータセンター分野に関する豊富な専門知識とともに、テック企業の成長の加速化に貢献した優れた実績を持っています。彼は前職で、そして選考過程を通じて、ノキアのCEOに必要な戦略的洞察力、ビジョン、リーダーシップ、価値創造の考え方を示してきました。」とノキアの取締役会長であるサリ・バルダウフは述べています。

「この度は、長年にわたって蓄積された他社にはない技術の財産を有し、コネクティビティ分野のグローバルリーダーであるノキアを率いる機会を拝命し大変光栄に存じます。通信ネットワークは、社会やビジネスを支えるバックボーンであり、AI分野で今まさに起こっているような技術の劇的な変化を可能にします。成長と価値創造を最大限に引き出すために、変革に向けた会社の舵取りを心待ちにしています。」とジャスティン・ホタードは述べています。

ノキアの現代表取締役&CEOであるペッカ・ルンドマルクは、2020年からノキアを率いてきましたが、役員の職を退き、次のキャリアに進むことを決めました。

「ノキアに多大な貢献をしてくれたペッカに感謝の念に堪えません。ペッカは取締役会に対し、組織編成の見直しがひと段落し、適切な後継者が見つかった時点で、現職を退くことを検討したいと述べていたことから、今回のCEOの交代の計画が始まりました。今、その両方の条件が満たされたので、彼は辞任することにしました。」とサリ・バルダウフは述べています。

彼女は続けてこのようにも述べています。「ペッカはノキアの歴史において困難な時期にCEOに就任しました。同氏の在任中、ノキアは5G無線ネットワークにおける技術的なリーダーシップを再確立し、クラウドネイティブのコアネットワークにおける確固たる地位を築きました。ネットワークインフラ部門は成長と大幅な利益改善をもたらし、特許ライセンスの事業存続は確固たるものになりました。同時に、ノキアは新たな成長分野で強固な基盤を構築し、ブランドとカルチャーを刷新し、事業モデルを変革し、ポートフォリオのバランスを見直しました。」

ノキアの代表取締役&CEOであるペッカ・ルンドマルクは次のように述べています。「ノキアを率いることができたことは大変光栄なことでした。2020年にノキアに戻ったとき、私はそれを「帰省」と呼びましたが、本当に故郷に戻ったように感じました。当社の優秀な部門が、当社の技術的リーダーシップと競争力を再確立し、データセンター、プライベートワイヤレス、産業用エッジ、防衛分野での成長に向けて当社の地位を確固たるものにしてきたことを誇りに思っています。今は、私が次のステップに進む時だと考えています。私はこれまで上場企業を20年以上率いてきました。これからも仕事は続けていきますが、役員職から取締役会の別のポジションに移りたいと考えています。ジャスティンのCEO就任はノキアにとって素晴らしい選択であり、円滑な業務移行のために彼と協力できることを楽しみにしています。」

ルンドマルクは2025年3月31日にCEOを退任しますが、年末まで新CEOのアドバイザーを務めます。

メディアおよび金融アナリスト向けのイベントが、本日東ヨーロッパ時間午前10時に開催されます。ウェブキャストへのリンクは以下になります。https://edge.media-server.com/mmc/p/hjd9zmyx.

イベント中に質問を希望されるジャーナリストおよび金融アナリストは、音声のみの電話会議の回線から入る必要があります。参加者は次のリンクから事前登録する必要があります。https://dpregister.com/sreg/10196883/fe7f25be61.

電話で質問を希望する場合は、約15~30秒の遅延が発生するため、ウェブキャストをミュートにし、Q&Aセッション中のみ参加者のダイヤルインを使用する必要があります。

ジャーナリストおよび金融アナリストは、ウェブキャストまたは対面(ノキア本社のExecutive Experience Center(住所:Karakaari 18, Espoo))で参加できます。対面での参加をご希望されるメディアおよびアナリストは、到着時にプレス証明書または有効なIDをご提示してください。

ジャスティン・ホタードの経歴

生まれ:1974年 
国籍:アメリカ合衆国 
職歴:

  • インテル(米カリフォルニア州サンタクララ、2024年~現在):データセンターAIグループ担当上級副社長
  • ヒューレット・パッカード・エンタープライズ(米テキサス州ヒューストンおよび東京、2015~2024年):さまざまな役職を歴任
    • AIラボ、高性能コンピューティング担当上級副社長
    • 日本および中国の支社長
  • NCR(米ジョージア州ダルース、2007~2014年):さまざまな役職を歴任グローバル・スモール・ビジネス・クラウド・プラットフォーム担当プレジデント
  • シンボル・テクノロジーズ(モトローラに買収、米ニューヨーク州ホルツビル、2003~07年):ディレクター、生産管理担当シニアマネジャー、コーポレート・ディベロップメント
  • モトローラ(米イリノイ州アーリントンハイツ、1996~2000年):シニアシステムエンジニア

学歴:

  • 2002年、MITスローン経営大学院でMBAを取得
  • 1997年、イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校で電子工学の学士を取得

ノキアについて 
ノキアは、みんなが共に歩んでいけるテクノロジーを創造します。

B2Bのテクノロジーイノベーションのリーダーとして、モバイルネットワーク、固定ネットワーク、クラウドネットワークの分野にわたってノキアの製品やサービスを活用することで、知覚、思考、行動するネットワークを切り拓いていきます。さらに、数々の受賞歴があり、今年創立100周年を迎えるノキアベル研究所による長期的な研究や知的財産によって新たな価値を創り出します。

あらゆるエコシステムにシームレスに統合できる真にオープンなアーキテクチャを用いて、ノキアの高性能ネットワークにより、収益化と規模拡大の新たな機会を創出します。世界各国の通信事業者、企業、パートナーは、安全で信頼性が高く、持続可能なネットワークを提供しているノキアに信頼を寄せ、ノキアとともに未来のデジタルサービスとアプリケーションを開発しています。

お問い合わせ:
ノキアコミュニケーションズ
電話番号:+358 10 448 4900
Eメール:press.services@nokia.com
Maria Vaismaa, Global Head of External Communications

ノキア
IR部門
電話:+358 931 580 507
Eメール:investor.relations@nokia.com
 

将来の見通しに関する記述

本書に記載されている歴史的事実ではない特定の記述は、将来の見通しに関するものです。これらの記述は、ノキアの現在の期待と将来の展開に対する見解を反映しており、以下に関する記述を含みます:A) 当社の戦略、プロジェクト、プログラム、製品発売、成長管理、ライセンス、持続可能性およびその他のESG目標、運用上の主要業績指標および市場退出に関する決定に関連する期待、計画、利益または見通し。 B) 当社の事業の将来の業績に関連する期待、計画または利益(潜在的な世界的パンデミック、地政学的紛争および一般的または地域的なマクロ経済状況が当社の事業、サプライチェーン、市場の変化のタイミングまたは需要の転換点および顧客の事業に与える影響、タイミングおよび期間を含む)および将来の配当およびその他の利益分配。 C) 市場シェア、価格、純売上高、収益、マージン、キャッシュフロー、コスト削減、売掛金のタイミング、運用費用、引当金、減損、税金、為替レート、ヘッジ、投資ファンド、インフレーション、製品コスト削減、競争力、特定の地域での収益生成、およびライセンス収入および支払いを含む、財務業績および運用結果に関する期待および目標。 D) 当社の継続中の取引、投資および組織構造および運用モデルの変更に関連する実行能力、期待、計画または利益。 E) 訴訟/更新交渉に関する収益への影響。 F) 「予想する」、「継続する」、「信じる」、「想定する」、「期待する」、「目指す」、「意図する」、「目標とする」、「かもしれない」、「するだろう」、「計画する」または類似の表現を含む、またはそれに先行するいかなる記述も含まれます。

これらの将来の見通しに関する記述は、当社の実際の結果がこれらの記述と大きく異なる原因となる可能性のある多くのリスクおよび不確実性の影響を受けます。これらの記述は、現在利用可能な情報に基づいて経営陣の最善の仮定および信念に基づいています。これらの将来の見通しに関する記述は、当社の現在の期待および将来の出来事および展開に対する見解に基づく予測に過ぎず、将来に発生する出来事および状況に依存するため、予測が困難なリスクおよび不確実性の影響を受けます。これらの違いを引き起こす可能性のある要因には、2024年2月29日に発行された2023年の年次報告書の「運用および財務のレビューと展望 - リスク要因」に記載されているリスクおよび不確実性が含まれます。